質屋は買取専門店ではない

質屋と聞くと古い時代の代物というイメージを抱く人が多いのですが、オレンジ色の看板で有名な「大黒屋」もじつを言えばそのひとつです。

もともと、自身が所有する着物や宝飾品などを預け、その価値に見合ったお金を借りられる場所でした。

10日後や1カ月後に返済期限が設けられ、その日までに返済できれば預けた物が手元に返ってくるのですが、返済ができなければ預けた物は転売されてしまうというシステムだったのです。

そのため、質屋というのは物を売る場所ではなく、お金を借りる場所という表現が適しています。
(資料「質屋でお得に暮らす!」http://www.livefromthehomefront.com/)

しかしながら最近はお金を借りる場所と言えば消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシングなど、様々なサービスが用意されているため、物を預けてお金を借りるというシステムを利用する人は減っています。

質屋そのものも「物を預けるお客さん」よりも「物を売るお客さん」が多く訪れるようになり、「中古品買取ショップ」の一種のような見られ方をしているのです。

そんな事情もあって看板には「中古品買取」などの文字を並べているので、余計に本来のシステムが古いものであるかのようなイメージが浸透しているのですが、質屋は今も健在であり、物を手放したくないけどどうしてもお金が必要というときには強い味方になってくれるはずです。

▼ 関連ページ
キッズ大曲店